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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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11月15日(土)
7:00起床。半身浴で「阿部謹也「日本社会で生きるということ」読了。青森市へ。明の星ホールにて青森県人権演劇講習会。6月に続いて2回目。県内4地区の13校の演劇部員、80名余参加。弘前大学の宮崎教授による講義「人権ってなに?」に続いて、予選会の開始。2月に行われる「あおもりヒューマンドラマ・フェスティバル」では6校の演劇部が35分以内の作品を発表する。その予選として各校10分以内でプレゼンをするのである。開始前、講師として緒注意する。この予選会はコンクールではない。ワレワレには使命がある。2月のフェスティバルを成功させること。それは観客とTV中継の視聴者に人権について考えてもらうことである。建前として曖昧に存在している我が国の「人権問題」なるものの輪郭を6本の芝居を並べることにより、いくらかでもクリアなものとして提示する。そのためには芝居そのものの優劣よりもそれぞれ設定したテーマが諸々の人権問題にストライクであることが優先され、しかもそのテーマがバラエティに富んでいる必要がある。だから6校は審査によって選ばれるのではなく、戦略ある話し合いによって決められるのである。めっちゃ完成度低くても選ばれるかも知れない。2月の本番では舞台に立つ者も客席で盛り上げる者もいるだろう。でも、みんなで作るイベントなのだ。くどうようだが、ワレワレには使命があるんだぜ、いえい。 昼休みの後、11校の発表。話し合いの結果、八戸、八戸高専、青森南、田名部、弘前、弘前中央が選出される。死刑制度、男女差別、性同一性障害、いじめ、歴史的差別、ってなところがテーマ。全体講評の後、選出6校の脚本担当者(生徒創作が条件)と顧問の先生に集まっていただき、改善点などについて話し合う。個々のテーマについて取材が足りない。もっと勉強するように、と念を押す。12月中に初稿を送ってもらい、全てを添削する予定である。忙しくなるだろうが全力で成功させなければならない。 終了後、AGPに寄ってから国道7号を南下。秋田県五城目町の実家へ。TVでちょうど、「告知せず」をやっていて母が食い入るように見ていた。父は24年前にガンで亡くなっており、医師は母にだけ告知した。母は父にそのことを告げす、私にも兄にも言わなかった。父は最後まで自分がガンだと言うことを知らなかったのだが、 「判ってだど思う」 と母は言う。重苦しい雰囲気のまま、23:00ごろ番組終了。父に告知しなかったことを後悔しているのかどうか、母に尋ねようかと思ったが、出来なかった。
by nabegen4ro
| 2008-11-15 23:00
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