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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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3月3日(土)
RABの佐々木さんがわざわざメールで「ウルトラマンメビウスは面白い!」と教えてくれたので、それじゃあ観るべいと早起きしてテレビを付けたらやってなかった。仮面ライダーと同じ8:00スタートだと思っていたのだが、そうじゃなかったのね。弘前の吉田歯科に通院。取れた差し歯をアロンアルファでくっつけておいたのをナントカしてもらおうと思ったのだが、別の場所に虫歯が発見され、治療することに。帰宅。書き仕事のあと、猛然と書斎の掃除。未整理だった蔵書とCDを徹底的に整理する。欲しいと思ってたCDを実は既に持っていたり、違う中身がケースに入っていたり、いろんなコトに気づく。BGVはNHKスペシャル「映像の世紀」第3集 『それはマンハッタンから始まった』、第4集 『ヒトラーの野望』、第5集 『世界は地獄を見た』。作業中なので映像を見る余裕はないのだが、加古隆の音楽と大好きな山根基世のナレーションだけでも十分に楽しめるのである。そういえば、サントラCDも買ったはずなんだが、2年前からどこに行ったかわからずじまいである。夕食は桃の節句ということで外食。ツマとムスメたちと五所川原方面に向かうが、決めた目的地があるわけでなく、ウロウロするうちエルムのラーメン街道は「まるでん」にて味噌ラーメンを食す。帰宅20:00。NHKの「日本のこれから~いじめ」。「ハゲタカ」の第4回に感心する。 amazonからとどいた「満月~Mr.Moonlight」のビデオ。原田知世は好きだけど、ひでー映画である。原作にないマスコミの騒動は強引だし、原田知世と時任三郎が弘前城に忍び込むシーンなんざ、噴飯ものである。最大の難点は時任三郎が300年前の侍に見えないこと。背筋は伸びてないし、剣術は下手くそだし、妙に図々しい。細かいことを言えば江戸初期の津軽藩士の侍言葉が標準語イントネーションであるはずがないし、現代人のように右手左手、左足右足と交互に出しながら歩くこともあり得ない。中級武士が、客として招かれた家でイキナリ座布団に座ることもあり得ない。無論、そんなことまで厳密に配慮している時代劇は少ない。歴史的に正しくても、観客に違和感を与える設定は用いにくいからだ。既婚女性なら必ず施しているはずのお歯黒などがそうである。ただこの物語は現代に紛れ込んだ津軽藩士を異物として描くことに成功の鍵があったはずで、だったら、歴史的に正しい設定を厳密に用いれば、いい感じの違和感が生まれたんじゃないか。言葉も通じないし、所作のひとつひとつが理解不能。そうすれば彼が完璧なストレンジャーであることを観客に信じさせることができたんじゃなかろうか。
by nabegen4ro
| 2007-03-03 10:45
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