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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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4月26日(月)
普通に出勤。放課後は演劇部。春季大会用『ともことサマーキャンプ』のキャストのうち、希望が競合したヨコオカ校長、ともこ、ホソヤ店長の3役についてオーディションする。これによって『ともキャン』、『ハイパーリンくん』、『暗殺日記(笑)』ともキャストが決定。稽古に入る。美術室で円周率ラップと格闘するハイパーリンくん班の稽古を校務しつつ横目で見る。早めに帰宅。『イノセント・ピープル』のプロット改稿がどうにも進まない。青森放送「卍の城物語~忠弥と三郎左衛門(11~15)」脱稿入稿。弘前中央版『あゆみ』のトーホグ大会上演ビデオをダビングする。ロングで固定で撮っているから顔なんか判別できないくらいの画面なのであるが、それでもぐっと来るじゃないの。『ヤナギダアキラ最期の日』AGP千秋楽のビデオを見直す。5月のなべげん版『修学旅行』の準備をそろそろ始めなければならない。 ところで『修学旅行』はお客さんから「わからない」と言われたことが一度もない。国際情勢のカリカチュアだの、ゴーヤーの間=世界の見立てだの、そんな小難しいことが理解できなくても、最低限「くだらない女子高生ドタバタ喜劇」として楽しんで頂けているからであろう。一方、『河童』は「わからない」と言われることが割と多い。無論、血反吐を吐いて産み出し、当時の部員と練り上げ、自信を持って世に送り出した作品であり、完成度は『修学旅行』より上だと思っている。ところが『河童』には観客が河童≒いじめの見立てだの、ラストシーンのトモコの右手の意味だの、いくつかのポイントを受け損なうと芝居そのものがワケワカラなくなるリスクがあるらしい。作り手としてそうならないよう芸を尽くしてはいるが、それでも受け損なっている観客はいるのである。これはなんとかすべきところなのであろうが、これ以上親切にはできない。ギャグは増やせない。確実に何かが失われるからだ。これを構造の弱さと言うならばそうであろうし、作者の能力の限界と言うならそうであろう。高校演劇は観劇経験殆ど無しの1年生部員から、一般の演劇ファン、プロの審査員までを相手にして、その全員から支持されなければならない。これがいかに難しいことか!この「河童わからん問題」は、「メタ高校演劇問題」と並んで私の高校演劇におけるメインテーマである。やはり『修学旅行』のような「表面的にはバカバカしい」作品を目指さねばならんのかなあ、と、思ったりするのである。
by nabegen4ro
| 2010-04-26 14:17
| 高校演劇
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