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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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9月30日[金]
前期終了式。終了式前の校歌練習で野球部の長内先生と二人で校歌の二部合唱。サンプル演奏として全校生徒の前でやった(やらされた)のだが、猛烈に恥ずかしかった。もうやめよう。終了式を途中退席して県庁へ。全国高校総合文化祭総合開会式部会総括会議。会議終了後、いつもの華丸ラーメンで特大ネギ増量。森川ジョージ「はじめの一歩」(8~12)。一歩が東日本新人王を獲得。地味なボクシング漫画であるが、面白い。テンポよくつるつる読める。 19:00より、STAGE☆茨「ダウンロード・アップグレード」観劇。於・青森市民文化ホール。かつて青森県内の高校で教鞭を執り、高校演劇の重鎮として活躍されていた北野茨氏の新作。「2000年より東京都内で演劇活動を展開。このたび都内の若手プロ俳優とともに青森県凱旋公演・・・」 とチラシにはある。引きこもりの30男と、オカマになってしまった父親と、青森でリンゴ農家を営む祖父と、デザイナーの妹とその彼氏。これに人形のリカちゃんを交えた6人の物語。 「ひきこもり青年の家庭を笑いと涙で描く舞台」 の惹句どおり、いろいろありの充実した90分であった。 さて、「ひきこもり」はあちこちの劇団もしくは高校演劇で頻繁に取り上げられる割にとてもリスキーなネタであると思う。芝居である以上主人公の変容を描くのが理想で、なおかつそれは観客に勇気を与えるような前向きなモノの方がよさそうである。となればある程度、ほんの少しでも「救い」を描かねばならないのだが、これがなまかなでない。下手な救いは安易に堕する。安易な救いはおためごかしである。偽善である。もし、実際に家族の引きこもりに悩む人が客席にいたなら、 「バカにすんじゃないわよ!」 と、席を蹴って帰っちゃうのではないか。 さて「ダウンロード・アップグレード」である。この物語は、引きこもり君が引きこもったままで衣装を縫い、妹がデザインし、彼氏が営業し、父が売りさばくストリップ嬢向け衣装の製作会社を作るべえ、という家族の決意で幕を閉じる。四方八方強引に丸く収まる「てんぷく笑劇場」的なラストである。失礼な言い方になるかも知れないが、この呆れる程の都合の良さによって、つまり安易を突き抜ける安易によって、物語は安易な救いを、偽善的な結末を回避し得ていたのではないかと思う。なるほどこの手があったか。なにごとも徹底である。勉強になりました。 作演出の北野氏自身が老人と中年オカマの2役を演じておられたが、なんとも軽妙で惹き付けられた。劇作家の北野氏は存じ上げていたが、こんなに魅力的な役者さんだったとは。おみそれ致しました。 余談である。主宰者側の好意で大勢の高校演劇部員が招待されており、ウチの演劇部員もほぼ全員客席にいた。たぶんその所為だと思うのだが、舞台上で「セックス」だの「ペニス」だのという単語が発せられるたび(実際それはガンガン連呼された)、背中がもぞもぞしてたまらんかった。子どもと一緒にテレビを観ていて、いきなりベッドシーンが始まったような感じ。要するに私もガッコーのセンセーだったんである。
by nabegen4ro
| 2005-09-30 19:54
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