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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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10月8日(月)
今日も2ステ。超満員。昨日、2次会しながら思いついたアイディアで、フィナーレの「津軽海峡・冬景色」合唱に観客を巻き込むというのをやってみる。マリンガールに本来の業務としてリードさせればいいわけで、本当にマリンガールは使い勝手がいい。車両甲板が大合唱に包まれる光景は、いや、もうこれは幸福という以外の何物でもない。普段のなべげんや、青森中央高校演劇部の公演でも得られない類のもので、あの『もしイタ』被災地公演で味わったものとも明らかに違う。ホームタウンの絶対的幸福。いつもならこういうときには秋田生まれの余所者であるという後ろめたさが鎌首をもたげるのだが、今回に限ってそれがない。なぜならこの八甲田丸に関して私は「運命」によって「選ばれし者」であるからだ。八甲田丸の就航日と私の誕生日(公式の)が同じ(1964年8月12日)というたわいもない一致なのだが、これは運命である。選ばれて導かれてここにいるのである。そう信じることが大切。メモリアルシップとしての八甲田丸が末永く存続することを強く強く願う。これからも八甲田丸と共に年をとっていきたい。 幸運であったのは一般公募の15名の皆さんが素晴らしい役者であったこと。そしてその中に24年前の八甲田丸の最終運行時に機関長であった葛西氏がいたことである。なんたって本物。物語を立ち上げていく上で何を大切にすべきか、何に敬意を払うべきかの指標は常に目の前にあった。ありがたいことである。別れ際には、来年もやりたいね、と皆で言い合った。美しいことだ。 バラシが終わり、AGPで全ての作業が終了したのは22:30すぎ。今週末の『震災タクシー』盛岡公演の準備。 #
by nabegen4ro
| 2012-10-08 23:59
| 演劇
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by nabegen4ro
| 2012-10-07 12:10
| 演劇
10月5日(金)
半年ぶりである。なぜ、いままで書けなかったかというと、書かなければならないモノが滞っていたからである。書かなければならないモノが滞っているくせにブログなんか書いていたら、 「ブログなんか書いてる暇あったら、書けよ!」 と、叱られるのである。とりあえず一段落ついたのでブログを再開することにしたのである。 4月、渡辺源四郎商店『翔べ!原子力ロボむつ』脱稿。 8月、劇団民藝『満天の桜』脱稿。 8月、架空の劇団+渡辺源四郎商店『震災タクシー』脱稿。 9月、青森中央高校演劇部『はしれ!走れメロス』脱稿。 9月、世代交流あおもり市民劇『八甲田丸の1700万人』脱稿。 10月、劇団昴『イノセント・ピープル』改稿(作業中)。 このうち『震災タクシー』は共作で、④は『はしれ!走れメロス』は脚色。『八甲田丸の1700万人』は公募の思い出コメントが原作で、しかもエチュードで作ったので「作」というよりは「構成」に近い。とはいえ6ヶ月で新作5本。8月と9月に集中しているのは、『満天の桜』に4ヶ月掛かったからである。しかもその間に青森と札幌の中学生ワークショップがあり、ソウルの『親の顔が見たい』公演があり、『もしイタ』被災地公演と全国大会と優秀校東京公演があった。いまは『震災タクシー』のツアーを続けながら『八甲田丸の1700万人』と高総文祭総合開会式と『もしイタ』記念公演の準備を進めている。ちょっと自慢したいくらいの自転車操業である。 今日は、第33回青森県高等学校総合文化祭総合開会式。会場はリンクステーションホール青森。式典に引き続き交歓会。県内の文化部員から募集した「文化部ってどうよ?」なツイートを元に、青森南高校演劇部の高橋先生が脚色。私は総合演出である。テーマは「(運動部みたいに壮行式なんか絶対にやってもらえない)文化部の壮行式」。青森中央高校と青森南高校の演劇部で作り上げた芝居部分に、青森工業高校放送部制作の映像を乗せ、東青下北地区合同合唱団と大間高校の「津軽海峡海鳴り太鼓」の演奏を加え、東青下北地区演劇部員82名の群読と青森山田高校吹奏楽部でフィナーレする。ネタ的には90分くらいの分量なのだが20分でまとめた。してやったり。出演者はみんな素晴らしかった。感涙。運営の先生方、ホールのスタッフの方々にも大変お世話になった。感謝感謝であるが、達成感に浸る間もなく八甲田丸に移動。車両甲板で朝から始まっている世代交流あおもり市民劇『八甲田丸の1700万人』の仕込みに合流。19:00より出演者集まって稽古。21:30終了。その後、いろいろなミーティング。なにもかもが思い通りにいくわけではないけれど、たいした問題ではない。 #
by nabegen4ro
| 2012-10-05 11:59
| 高校演劇
3月18日(日)
9:00劇場入り。9:30より『もしイタ』場当たり。トーホグ大会以来のプロセニアム芝居。なぜか空間になかなかフィットしないが、なるようにしかならない。この芝居で見せられるのは元気だけである。被災地応援公演報告リーディングの場当たり中の10:30に開場。11:00開演。テンポはいまいちだが、出来はこんなもんだろう。よくやった。お弁当のケバブをいただき、慌ただしく会場を出る。午後の華陵の上演が観られなかったのが心残り。下松駅から徳山、徳山から広島、広島から東京、東京から新青森、新青森から青森で解散。 28人で作り上げた『もしイタ』はその後、人数が欠けたり欠けなかったりしながら15ステージを駆け抜けた。ラストの下松は24人で迎えることになったが、3月のこの時期までつきあってくれた7人の3年生には心から感謝している。 さあ、切り替え切り替え。これから約2カ月、『もしイタ』のことはきっぱりと忘れて『ロボむつ』に没頭する。そんだけ離れたら少しは客観的に見直せるのではないか。新入部員の顔ぶれでいい知恵が湧くかも知れない。 #
by nabegen4ro
| 2012-03-18 18:15
| 高校演劇
3月17日(土)
サンライズ瀬戸・出雲は6:27に岡山着。さくら541号に乗り換え徳山まで。徳山で山陽本線に乗り換え下松まで。下松市産業観光課の清水課長さんの出迎え。送迎のワゴン台で笠戸島にある国民宿舎大城に移動。瀬戸内海の絶景と早咲きの桜と鶯。朝食と稽古と休憩と入浴と昼食。スターピアくだまつに隣接のザ・モール周南前の特設会場で『ハイパーリンくん』上演ののち、華陵高校の『HERO』観劇。面白い。見応えのある一人芝居なり。交流会、ホテルにチェックイン、華陵高校『Worry Worry Wow』ゲネ観劇。ホテルにて遅い夕食。清水さんと歓談。獺祭を御馳走になる。気がつくと、 ♪ぱられるぱられりぱられるぱられるぱられるぱられる とくちづさんでしまうのは東京デスロック『再/生』で使っていた曲のサビが頭から離れないからだ。 #
by nabegen4ro
| 2012-03-17 18:05
| 高校演劇
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