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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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3月5日(日)
午前中、スカパー!のスターチャンネルで「エイリアン」を観る。10年ぶりくらいか。つい最近、なにかの本でこの映画の全編にちりばめられた「セックス→暴力」のメタファーについて読んだばかりである。フェイスハガーがフェラチオに対する恐怖の形象化だとか、チェストバスターは望まない妊娠への恐怖であるとか。そもそも、エイリアンそのものがモロにペニスの形だったりとか。そういうことを頭に入れて改めて観ると、なるほどそういう映画である。エイリアンに最後に殺されるのはリプリーじゃないもうひとりの女性隊員なのだが、彼女の股にエイリアンの尻尾が伸びてきて、絶叫→別のカットとなり、彼女がエイリアンに何をされたかはわからない(殺されたことは間違いないが)。単性生殖であり、なおかつ他の生物を宿主としなければ子孫を増やせないエイリアンにとって、おそらくこれは生殖行為なのではないか。彼は単なる殺戮者ではないのである。強姦への恐怖は女性固有の感情であろうが、男の私もありありと感じちゃった気がしたのである。性的な恐怖とでもいうのか。 続けて、「エイリアン2」も観る。まったく別物の映画。リドリー・スコットが「2」を続編として認めないというような事を言っていた記憶があるけれど、よくわかる。ただのハリウッド的アクション活劇だもんね(公開の時はずいぶん面白いと思ったのだけれど)。リドリー・スコットが許せなかったのは、「2」でエイリアンを両性生殖(アリや蜂のように女王がいる)にしてしまったことではないか。そのためにエイリアンたちの行う殺戮から、性的恐怖がすっぱり抜けちゃっているのである。 14:00~、高校生によるファッションショー「tense & period」を観る。於・なべげん本店(と、名付けられることになっている空間)。彼らは稽古場の隣の部屋で準備を進めており、搬入を手伝って貰ったこともあって、なんとしても見届けたいと思ったのである。ワンドリンク付き、当日500円。22分ほどのショーは見応え充分。素人臭かったのは確かだけれど、それがどうした。なによりあれだけの衣装を自分たちで縫い、舞台も自分たちで作り(壁を黒く塗ってくれたのはなべげん的には大助かりである)、情宣もなにもかも自分たちの力でやり遂げちゃったのは素晴らしい。いいじゃないか。心から拍手を送りたい。メンバーには3年生が多いのだが、なんとかこの流れが続けばいいなあ。 帰宅後、WBC「日本×韓国」を観ながら書斎の整理。予想以上の好ゲームで、仕事が進まず。中日ドラゴンズの99年優勝時レギュラーだった「韓国のイチロー(当時)」ことリー・ジョンボムがまだ現役(2番センタ-)で驚いた。
by nabegen4ro
| 2006-03-05 19:01
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