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プロフィール
畑澤聖悟(はたさわせいご/劇作家)
1964年生まれ。「劇団北の会」「劇団漫金堂」「シアター・ル・フォコンブル」「弘前劇場」を経て、2005年、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」を設立。ラジオドラマの脚本家という顔も持つ。 渡辺源四郎商店 98年以降、脚本家・演出家として年1~2のペースで様々な賞を受賞。 これまでのおもな受賞歴: 放送批評懇談会ギャラクシー大賞ラジオ部門最優秀賞/平成11年度日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽番組部門最優秀賞/平成11年度文化庁芸術祭大賞/平成12年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/平成13年度日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門優秀賞/平成14年度・15年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント部門優秀賞/日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞/平成17年度全国高校演劇発表大会最優秀賞・文部科学大臣奨励賞・創作脚本賞 その他のジャンル
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11月6日(日)
遅い朝食をとりながら何気なくテレビをつけていると、ファミリー劇場で「帰ってきたウルトラマン」をやっていた。第28話「ウルトラ特攻大作戦」。脚本はあの実相寺昭雄。NHKBSで深夜に再放送していたのを観て以来だから15~16年ぶり。 台風怪獣バリケーンは街を破壊しない。 「これは新しい自然現象なんじゃないですか?」 とか言われたりしている。無論台風だから被害ゼロってことはないんだが、少なくとも怪獣側に悪意はない。それどころか此奴のおかげで東京からスモッグが一掃されたりしている。「ウルトラマン」でスカイドンやジャミラを生み出し、「フォーマット壊し」と異名をとった実相寺の面目躍如である。東京上空にだおーん、と居座ったバリケーンをどうやって排除するかが物語の焦点になっていくわけだが、マットアローによる麻酔弾攻撃はいかにも芸がない。巨匠にダメ出しするんじゃあないのだが、スカイドンを空に帰すべく奮闘した科学特捜隊のように、MATも怪獣本位で知恵を絞るべきであった。結局ウルトラマンはバリケーンを宇宙空間に連れ去り、爆破した(ように見える)のだが、そうじゃないだろう。怪獣=自然という主題がブレちゃってるじゃん。擬人(怪獣)化した台風であるバリケーンはやっぱり発生源である南洋に帰されるべきだったんじゃなかろうか。 11:30、空間実験室入り。日沼(夫)氏と男学校の精鋭たちにより、3Fギャラリーの物音が1Fに漏れてこないように、暗幕を張る作業。12:15~、実験室向かいの「SWEET HOME」にてマッサージ。しかも90分コース。とてもいい。オススメである。 3Fのギャラリー展示をじっくり観る。棟方なお「Loop」、堀内克之「シカン」。 15:00~、「俺屍」マチネ開演。19:30~、ソワレ開演。公演は5ステージとも、満席であった。バラシの作業中、夢遊病社の柴山氏が軒下でカッコつけており、思わず写真に撮る。スタッフ交えての幸福な打ち上げ。NHKの蓮見さん、中山さんと話す。痛飲し、ハイパーホテル2に泊。劇団昴サードステージ用のアイディアをちょっとまとめた後、NHKBS・演劇集団キャラメルボックス「SKIP」をぼんやり観ながら眠る。
by nabegen4ro
| 2005-11-06 04:27
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